女の子と男の子では 見る夢住む世界 過ごしてきた過去が違う

田所家は、どういうことか、女系一家なわけですよ。おばあさんが産んだ8人兄弟姉妹のうち、5人が女の子という家系なわけですよ。教育ママだった母は、今頃老人ホームで健康的に痴呆してますけどねー。一方で、野郎共がことごとく早くくたばってしまう、早逝しがちである、という傾向にもあるようです。うちの田所家の場合。そうはさせるかと。わたくしは思うのです。

なぜ、うちが女系一家だということが言いたいのかというと、母は実のところ、女の子が欲しかった様子なのです。長女が欲しかった。「一姫二太郎」と昔はよく言いました。事実、小学校に上がるまでは、120デニールぐらいのタイツを履かされて幼稚園に行き、近所の望月さんとほぼほぼ同レベルのかわいらしさで、ままごと遊びに興じ、一方で、野依くんと空き地で草野球をさせれば、送りバントで塁に出たはいいけれど、思わず3塁に走って行ってしまうぐらい(笑)それはそれは、男子の世界とは無縁な生活を送っていた幼児期でした。色白、おかっぱ頭で、男らしさの欠片もない。あまつさえ、変声期に声変わりらしい声変わりをしたことがありません。ちょっと教育がおかしかったのですよ、うちの両親(・∀・)ノ

さて、心を打つマンガに出会いました。そして、考えさせられました。「あの子の痛みが、本心からわかってあげられないから、耳にピアスの穴がどうしても増える女の子の話」と、「亡くなる間際、もしくは亡くなってから、夢を失ったピアニスト挫折寸前の女の子の前に現れた女の子の話」が描いてあるわけですよ。

もし、この世に女神さまが本当にいるとするならば、こういう子のことを言うのかも知れません。死にたくなくても死んでしまう子もいれば、五体満足で、死なずに済むのに自殺しようとする子もいます。作者さんから「こんなとき、あなたならどうしますか?」という、深い深い問いかけをされたような気がした一冊でした。

田所稲造 拝

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