今後、情報弱者がいなくなる、ということを考えれば、この商売いつまで持つかなあ(NetwingsJ)
わたくしのビジネスモデルは、少々古いのかも知れませんね。今まで、たくさんの情報弱者を助けて来たのですが、その人たちってみんな、押し並べて高齢者でして、高齢者がもしこの先激減してきたら、この商売が成り立つのか? ということを考えると、また挫折はしたくないなあ、という気持ちでいます。もし、CS(カスタマーサポート)が必要なくなったら。「お前らに訊かずとも分かるわい!」と言われた瞬間に、こういうビジネスは、消えてなくなるのでしょう。
現に、商業印刷DTPが、西暦2000年近辺の、IT革命で、砕けてなくなっています。(一部の商業印刷、特殊印刷を除けば)今後「わたくしは、HDIカスタマーサポートスペシャリストです」と言っても「それがどないした!」と言われる時代が来るかも知れませんね。なので、それに備えて、何か別なことを考えなければなりません。家電量販店→百貨店→製造業→印刷業→情報産業とキャリアを積んで来たわけですが、アタマを丸める覚悟で(実際しませんが)何か身につけておかないといけませんね。
……と、同業者の方のメールから思い至ったわけですよ。ここ(NETWINGS.JP)は、パソコン初心者、あるいは、パソコンサポートセンターデビューし立ての人が、直接ググって来ます。あれ、Google のあれ。あ、直帰率ですか。あれが多いのですよ。要は、用事が済んだら、調べ物が済んだらすぐに帰っちゃうんです。それでも、週間900~1000ヒットです。ここに、じっと滞在して、他の記事を読むことはありません。
(図に示したのは、Googleアナリティクスの、ネットウイングス全体の直帰率です。直接ググって見て、すぐに直接帰るお客さんが、少しは減ったとは言え、ユーザー全体の約84%にものぼります)
小説サイト(INAZOTADDY.BLOG)に至っては、ヒット数を言うのも恥ずかしいのです(週間5ヒット程度)あれ、もうやめちゃおうかな? 不採算案件を切るのも手ですし、テコ入れを図るのも手です。どちらが自分にとって楽でしょうか。とりあえず、翌年度のドメイン更新はしないように設定しておきます。(https://lanove.netwings.jp/ に、また戻したのです)ドメインを変更したので、一時的に古いドメインを使ったリンクのデッドリンクが生じることは、これはもうしょうがないです。コストカットとは、自らを断捨離すること。コストダウンとは、作る製品を改善してコストを下げることだと教わっていますが、何か間違っているでしょうか?(笑)
なーんか、別な商売か。クラウドサービスは、乱立していて、デファクトスタンダードってあんまりないじゃないですか。Amazon のお先棒担ぎにはなりたくないですし(政府は AWS を採用したようですが)出来れば国内のクラウドサービスを使った何かを達成したいという気持ちだけはあるのですけどもね(現に、いつでもクラウドサービスを始められるように、総務省さんの届け出だけは済ましてあります)いつでも、BtoBの準備だけは出来ているのですが、ここは関西。まずは、個人の情報リテラシーのボトムアップを図らないと、信用金庫などから融資も受けられないんですよ。なぜなら、金融機関の方たちの中にも、インキュベーション施設の中にも、情報弱者の方もまだまだおられるので、信用金庫やインキュベーション施設の担当者の方と、話がまったく通じないんです。まったく話がかみ合わないのです。これは、弱りましたね。商業系情報処理と、僕のように、工業系情報技術との違いと言いますか、パソコンの使い道について、根本から異なるのですよ。いきなり「目論見書を出せ!」とか言われたり、いきなり「企画書持って来い!」とか言われても、ずぶの素人でして。
実店舗をやらなくても、企画書・提案書の書き方は、エンジニアでも学習しておかないといけませんし(それを使って説得する相手が多すぎて)実店舗があった場合でも、どんな種類の伝票や帳票類をデジタル的に揃えなきゃいけないか、これもまた勉強する必要があるのかな、と。今まで、システムインテグレーターの中で、営業さん任せにしてきた、企画書・提案書の書き方を、エンジニアも身につけないといけない、表現していかなければならないんじゃないかなとは思いますね。
僕は「最近の若い者」を絶対に否定していません。なぜなら、新しいアイデアを出す脳の前頭葉がいちばん盛んなのは、20~30歳代の若者だからです。その意見を謙虚に聞いて、今後のサポート・サービスに活かすのですよ。なので、若い人たちとすごく交流がしたいです。例えば「うちのコンテンツやサービス、どう思う?」って具合に、誰にでも聞きます。そういうことです。ハートを硬くせず、いつまでもやわらかアタマでいたいものですね。
【追記】久しぶりに本気で記事を書いたら、世間様は評価くださいます。どうもありがとう。
いろいろ考えちゃうな。ではでは(・∀・)ノ
パソコンのお医者さん 自問自答 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
今後、情報弱者がいなくなる、ということを考えれば、この商売いつまで持つかなあ(NetwingsJ)
将来的に、不採算案件を切る(ここのドメイン名を、~amebaownd.me にするという)こともあるかも知れませんね。とりあえず、翌年度のドメイン更新はしないことに決めました。(週間5ヒットならば、採算割れです)費用対効果分析の結果、疲れるだけのことはやめようよ、という結論に至ったわけですよ。
田所稲造ファンタジーオンライン
田所稲造ファンタジーオンラインです。サイト開設通算23周年記念。 ライトノベル・アニメ・ゲームなどを中心に、自身の創作活動についてもまとめるポータルサイトです。 なお、このサイトは、スマートフォン・タブレット端末にも対応しています。
このページに掲載された記事の名称や内容は、各社の商標または登録商標です。また、ページ内でご紹介しているソフトウェア、バージョン、URL等は、各ページの発行時点のものであり、その後、変更されている場合があります。なお、画像や文章の著作権は、ベルヌ条約・万国著作権条約・著作権法で定めのある通り、原著作者に帰属します。
0コメント